今回は「色」についてのお話です。
色というのは「色相」「彩度」「明度」の3つの属性から構成されます。
「色相」とは「色合い」のことで、赤、黄、緑、青といった色のことです。
「彩度」とは「色の鮮やかさ」のことで、彩度が高いと元気な印象、低いと落ち着いた印象を与えます。
「明度」とは「色の明るさ」のことで、もっとも明度が高い色が白、低い色が黒です。
色が持つ印象
色によって与える印象や効果はさまざまです。
赤 Red
橙 Orange
黄 Yellow
緑 Green
青 Blue
紫 Purple
白 White
黒 Black
赤:情熱・元気・愛情・勝利・危険・怒り など
橙:温もり・陽気・楽しい・健康的 など
黄:明るい・活発・若々しい・希望・注意 など
緑:自然・リラックス・安全・平和 など
青:冷静・涼しい・落ち着き・青春・悲しみ など
紫:高貴・上品・優雅・伝統 など
白:祝福・純粋・清潔・上品・シンプル など
黒:重厚感・大人・シック・暗い など
暖色(赤・橙・黄など)は、温かさや明るさ、活力などの印象を与え、彩度が高いので視覚的に目立ちます。
寒色(青など)は、落ち着いた静かな印象を与えます。
中性色(緑・紫など)は、色の明るさや暗さが穏やかでバランスの取れた印象を与えます。
無彩色(白・黒など)は、彩度のある色(有彩色)を引き立てる効果があり、視認性・可読性に優れています。
色の組み合わせ=配色
白・黒・グレーといった無彩色は、どの有彩色と組み合わせてもまとまりのある配色ができます。ただし、グレーは明度の近い色と組み合わせるとぼんやりとした印象になり、視認性が悪くなります。
同系色を使った配色はまとまりが出て洗練された印象を与えます。しかし、単調な印象になる場合もありますので、明度や彩度などでコントラストをつけることが多いです。
色の効果をより引き出すためには、色相差を利用した配色もおすすめです。色相環の反対側にある色を組み合わせる「補色」は、コントラストがはっきりするため人の目を引きやすくなります。
最後に
人が受ける情報のうち、約8割が視覚からだと言われます。
それぞれの色が与える印象や効果をしっかりと理解し、どのようなイメージを伝えたいのかを明確にすることで、お客様により満足していただけるデザインを制作していきたいと思います。